| 古代より僧侶やバラモンは頭髪を剃っていました。剃るだけでなく毛根を潰すために、卵黄やオイルを塗っていたようです。原始的な脱毛術です。
現代の脱毛術の源流は、1875年にMichelが逆まつげの治療に電気分解法の報告をしています。なんと、130年前に現在の電気分解脱毛術が行なわれていたようです。この方法は1983年に小林式絶縁針が開発され、皮膚にダメージを与えず毛根のみを潰す高周波脱毛術に発展しました。当院でも1993年から5年間、この方法で脱毛を行なっていました。
当時は宣伝の影響で、[脱毛=エステ]という時代でした。電気分解脱毛術は痛みが強く、途中で断念する人が多かったようです。エステでも色々工夫して電気分解法と高周波法を組み合わしてブレンド法などを開発して脱毛を行なっていました。しかし、少しは軽減しましたが、痛かったようです。当然、当院はクリニックですから麻酔をして高周波脱毛術を行なっていました。少しずつ[脱毛はクリニックで]が浸透しだしていました。十数年間はクリニックもエステも方法は少し違いますが針脱毛を行なっていました。
1983年にAndersonが[Selective Photo-thermolisis]理論を発表しました。この理論は他の組織を傷つけずターゲットのみを破壊する方法論で、現在の種々のレーザー治療の幕開けとなりました。そして、1996年にGrossmanが選択的レーザー脱毛の原理を発表しました。以後、レーザー脱毛が主流になります。レーザーは医療機器です。医師にしか使用が許可されま
せん。[脱毛はクリニックの医療レーザー脱毛で]が常識に成りつつあります。当院でも1999年から医療レーザー脱毛を行なっています。 |